アップル、iPadの開発拠点をベトナムへ移転、中国からの「大きな撤退」へ | The Apple Post

アップル、iPadの開発拠点をベトナムへ移転、中国からの「大きな撤退」へ | The Apple Post
アップル、iPadの開発拠点をベトナムへ移転、中国からの「大きな撤退」へ | The Apple Post

トム・サイクス 投稿日: 2023年12月12日



AppleはiPadの開発拠点を中国から移すという最も重要な動きを見せたと報じられており、日経アジア紙は同社が新製品導入(NPI)開発拠点を初めてベトナムに移転すると報じている。

Appleは、iPadの主要組立メーカーである中国のBYDと提携し、新製品導入(NPI)業務をベトナムに移管しました。NPIとは、Appleのようなテクノロジー企業がサプライヤーと協力し、新製品設計の実現可能性を確保することを意味します。Appleが基幹デバイス向けにNPIリソースをベトナムに移管するのは、今回が初の事例となります。

日経アジアは、iPadモデルの試作に向けた技術検証が来年2月中旬頃に開始される予定だと情報筋から聞きました。このモデルの発売は翌年後半を予定しています。

新製品導入(NPI)プロセスには、Appleとそのサプライヤー双方から多大なリソースが必要です。これには、エンジニアの雇用や、新機能のテストのための実験設備への投資が含まれます。

従来、AppleのNPI業務の大部分は中国で行われており、クパティーノを拠点とするエンジニアと緊密に連携し、数十年にわたって培われた中国の豊富なハードウェア製造の専門知識を活用しています。しかし、地政学的な不確実性により、Appleはこの戦略を見直しています。さらに、日経アジアが以前報じたように、iPhoneの一部NPIプロセスをインドに移管する計画もあります。


著者

トム・サイクス


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