トム・サイクス
投稿日: 2017年2月13日
台湾に拠点を置くDigiTimes が匿名の「業界筋」の情報として報じたところによると、Appleは、Touch IDがユーザーの指紋を使って認証するのと同様に、iPhone 8ユーザーが目で認証してデバイスのロックを解除したり、Apple Payを使用したりできるようにする虹彩スキャン技術を準備しているという。人の虹彩、つまり目の円形の色のついた筋肉には、各個人に固有の複雑でランダムなパターンが含まれています。
DigiTimes は Apple のサプライチェーンについてさまざまな報道をしているが、Apple の製造元 TSMC の関連会社で台湾を拠点とするサプライヤー Xintec が今年中に虹彩認識チップの大量生産を開始すると言われており、この技術が以前示唆されていた来年ではなく今年デビューするという噂に火をつけている。
Appleが今年、Touch IDセンサーを埋め込み型に置き換えるという議論があり、AppleがTouch IDを完全に排除しようとしている可能性がある。これは、KGI Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が、セキュリティ強化のためTouch IDは「最終的には顔認識システムに置き換えられる」と主張して裏付けたものだ。
DigiTimesは また、今週初めの報道と一致して、「iPhone 8」は例年よりも早く生産に入るだろうとも報じた。
アップルはチップおよび部品サプライヤーに対し、新型iPhoneシリーズの試作、検査、在庫準備の作業を通常より早めに開始するよう要請したと関係者らは述べた。新モデル向けのチップと部品の納入は、2017年第1四半期後半に開始される見込みだという。
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トム・サイクス
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