ティモシー・フィリップス
投稿日: 2017年9月13日
昨日の製品発表に続き、Appleは10.5インチと12.9インチのiPad Proモデルの価格をひっそりと50ドル値上げしました。この決定に詳しい情報筋は、NANDフラッシュメモリチップのコスト上昇を理由に挙げています。
これにより、256GBの10.5インチProは799ドル、512GBモデルは999ドルとなります。より大型の12.9インチモデルは、256GBモデルが949ドル、512GBモデルがわずか1,149ドルとなります。エントリーモデルの64GB iPad Proは値上げを免れたようで、10.5インチモデルは649ドル、12.9インチモデルは799ドルからとなっています。
AppleのCFO、ルカ・マエストリ氏は、同社の第2四半期の決算発表で、NANDフラッシュメモリのコスト上昇を示唆し、次のように主張した。
メモリ、特にNANDとDRAMにおいて、ある程度のコスト圧力を感じ始めました。しかし、それを相殺し、さらにそれを上回る成果を上げるために、他のコモディティ製品では非常に良好なコストパフォーマンスを実現しました。
NAND と DRAM への影響は今後も継続すると予想しています。
NAND メモリの価格が下がった場合に Apple が iPad の価格を再び引き下げるかどうかは不明だが、Apple が通常出す価格を上回ることはない。
著者
ティモシー・フィリップス
Twitterの@itstimothyp
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