iOS 15.2でAppleの新機能「デジタルレガシー」が導入 | The Apple Post

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トム・サイクス 投稿日: 2021年7月12日



AppleはiPhoneとiPad向けにiOS 15.2とiPadOS 15.2をリリースし、メッセージのコミュニケーションの安全性、iPhone 13 Proの新しいマクロ写真コントロール、設定のアプリプライバシーレポート、新しいApple Music音声プラン、Siriを使用して音楽にアクセスできるサブスクリプション層など、いくつかの新機能を導入しました。

本日のリリースで、Apple は、ユーザーが死亡した場合に iCloud データにアクセスできる信頼できる人物を設定して、貴重な写真、ビデオ、メモ、文書にアクセスできるようにする新しいデジタル レガシー機能を開始します。

これまでは、愛する人や家族が亡くなった場合、iCloud アカウントにアクセスしたり、パスコードなしでデバイスのロックを解除したりする簡単な方法はありませんでした。しかし、iOS 15.2 の新しいデジタル レガシー機能により、Apple は、愛する人が亡くなった場合に Apple にアクセスをリクエストできる信頼できるレガシー連絡先を最大 5 人追加するオプションにより、亡くなった人の iCloud データにアクセスしたい人にとってプロセスを簡素化することを目指しています。

画像: Apple

レガシー連絡先は、愛する人や家族のデバイスへのアクセスを申請するために死亡証明書のコピーを提出する必要があり、Appleの承認が必要です。レガシーデータへのアクセスが承認されると、Appleは支払い情報、サブスクリプション、ライセンスメディア、キーチェーンに保存されているデータを非公開にしますが、必要に応じてパスワードのリセットや他のデバイスへのアクセスによって簡単にアクセスできる可能性があります。

Apple は、レガシー データはアカウントへのアクセスをリクエストした後、限られた期間のみ利用可能となり、レガシー連絡先には、愛する人や家族の iCloud アカウントが削除される前に有効期限が与えられると述べています。

Appleの新しいデジタルレガシー機能を設定する方法

  • デバイスがiOS 15.2以降を実行していることを確認してください
  • 設定アプリを開き、画面上部の名前をタップして「パスワードとセキュリティ」を選択します
  • レガシー連絡先ボタンをタップし、指示に従ってレガシー連絡先を追加します。ファミリー共有をご利用の場合は、リストから家族を選択できます。

過去の連絡先には、Apple IDに自動的に保存される安全なiCloudアクセスキーが送信されます。このアクセスキーは、故人のアカウントにアクセスするために必要となります。


著者

トム・サイクス


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