アップル、英国本社建設の遅延に備え準備中 | The Apple Post

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トム・サイクス 投稿日: 2018年9月24日



Apple - バタシー発電所

アップルは2016年末、ロンドンの象徴的なテムズ川沿いのバタシー発電所に新しい英国本社を開設し、50万平方フィートのオフィススペースに最大3,000人の従業員を収容する計画を発表した。タイムズ紙は現在、アップルが、開発が目標完了日である2020年12月以降に遅れた場合に備えて緊急時対応計画を策定していると報じている。

報道によると、アップルは新本社建設計画の遅延に備え、ロンドン周辺の既存賃貸オフィススペースの不動産管理会社と「初期段階の協議」を行っているという。アップルはロンドン市内の8つの拠点に約1,400人の従業員を抱えており、バタシー発電所に建設された本社は、同社の英国における事業運営の中心拠点となる予定だ。

2016年にメディアに対し、アップルはヨーロッパの主要オフィスは4,000人の従業員を抱えるアイルランドのコークに残ると述べ、新しいロンドン本社は「歴史豊かな地域の改修をサポートしながら、チーム全員が同じ場所で仕事とコラボレーションを行う素晴らしい機会」であると報告し、「新しいロンドンキャンパスは、市内で最も有名なランドマークの1つにある壮大な新開発地区を拠点とすることになる」と付け加えた。

バタシー発電所開発会社の最高経営責任者(CEO)は、「2020年末にはApple社にその建物を明け渡す予定です。現段階では誰もがその点に自信を持っています。…おそらくその後しばらくしてApple社が入居することになると思います。彼らの設備は大掛かりな工事です」と述べた。

https://www.theapplepost.com/apple-opening-new-uk-headquarters-londons-battersea-power-station/

140億ポンド規模のこの敷地は、過去20年間でロンドンのシティとドックランズ地区以外で締結された最大の単一オフィス契約の一つであり、必然的に英国全土に新たな雇用をもたらすことになる。


著者

トム・サイクス


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