トム・サイクス
投稿日: 2022年3月15日
業界アナリストとして名高いミンチー・クオ氏は、長らく噂されてきたアップルの自動運転電気自動車「アップルカー」の開発を担当するチームは「しばらく前から解散」しており、2025年までに同車を大量生産するというiPhoneメーカーの目標を達成するためには、すぐに再編する必要があると主張した。
火曜日のツイッターでクオ氏は、同社がテスラのような自動車を開発中であることを示唆する何年にもわたる噂や報道、アップルによる採用活動を受けて、「目標を達成するには、今後3~6か月以内の再編が必要だ」と述べた。昨年、アップルの医療チームから「退いた」アップルの技術担当副社長ケビン・リンチ氏が現在、この開発に関わっていると理解されている。
Appleの新型車は、航続距離の延長と優れた充電レベルを実現する「次世代」バッテリーを搭載するとされている。Appleは近年、テスラを含むライバル企業から多くの幹部や元エンジニアを雇用し、Apple Carの実用化に取り組んできた。また、元Appleデザイン責任者のジョナサン・アイブ氏も2019年に退社するまで、Appleの自動運転車の設計に携わっていたとされている。
Apple Carプロジェクトチームは既に解散状態ですが、2025年の量産化という目標を達成するには、今後3~6ヶ月以内の再編が必要です。
— 明郭錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) 2022年3月15日
ヒュンダイ自動車と子会社の起亜自動車との協議は、昨年ヒュンダイ自動車がアップルと協議中であったことを認めたものの、決裂したと言われており、アップルはまだこの自動車を製造する製造パートナーを決定していないとみられている。
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トム・サイクス
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