トム・サイクス
投稿日: 2019年10月28日
Appleは、iPhone 5の所有者に対し、iCloud、App Store、電子メールなどの主要な機能にアクセスできなくなるのを避けるため、11月3日までにiOS 10.3.4にアップデートするよう勧告している。
iOS 10.3.4は、iPhone 5や第4世代iPadなど、現在は販売終了となっている一部のiPhoneおよびiPadモデル向けのレアなアップデートとして7月に初めてリリースされました。iOS 11以降にアップグレードできないデバイスにも提供されたこのアップデートは、GPS位置情報のパフォーマンスに影響を与え、システムの日付と時刻が正しくなくなる可能性のある問題を修正しています。
GPS時刻ロールオーバー問題はAppleのハードウェアに限ったものではありません。他のメーカーのGPS対応製品は、問題が発生した2019年4月6日以降、アップデートの提供を開始しましたが、Appleのハードウェアは2019年11月3日までアップデートの対象外となります。そのため、Appleは残りのiPhone 5ユーザー全員にiOS 10.3.4へのアップデートを強く推奨しています。
11月3日の期限を逃した場合でも、iOS 10.3.4にアップデートすることは可能ですが、ウェブアクセスが切断されるため、有線アップデートを実行するにはデバイスをPCまたはMacに接続する必要があります。
アップルはこう言う。
2019年11月3日午前0時（UTC）直前より、iPhone 5では正確なGPS位置情報を維持し、App Store、iCloud、メール、ウェブブラウジングなど、正確な日時を必要とする機能を引き続きご利用いただくために、iOSのアップデートが必要となります。これは、2019年4月6日より他社のGPS対応製品に影響が出始めたGPS時刻ロールオーバーの問題によるものです。影響を受けるAppleデバイスは、2019年11月3日午前0時（UTC）直前までは影響を受けません。
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トム・サイクス
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