アップルはユーザーをiOSに閉じ込めるため、意図的にAndroidにiMessageを導入しなかったことが裁判所文書で明らかに | The Apple Post

アップルはユーザーをiOSに閉じ込めるため、意図的にAndroidにiMessageを導入しなかったことが裁判所文書で明らかに | The Apple Post
アップルはユーザーをiOSに閉じ込めるため、意図的にAndroidにiMessageを導入しなかったことが裁判所文書で明らかに | The Apple Post

Apple Post 投稿日: 2021年9月4日



昨年App StoreからFortniteが削除されたことに対するAppleとの継続中の法廷闘争の一環として、Epic Gamesは、ユーザーをiOSに縛り付けるためにiMessageをAndroidに導入するというアイデアをAppleの幹部が却下したとする裁判所への提出書類を提出した。

文書には、2016年にiMessageが「深刻なロックインにつながる」と不満を述べた匿名の元Apple社員の発言が引用されており、これに対し、Appleの元ワールドワイドマーケティング担当上級副社長、フィル・シラー氏は「iMessageをAndroidに移行することは、私たちにとってプラスになるよりもマイナスになるだろう」と反論した。

「[Appleは]iOSで動作するAndroid版を作ることもできたはずだ」とエディ・キュー氏は述べたと伝えられている。「iOSプラットフォームとの相互互換性があれば、両プラットフォームのユーザーがシームレスにメッセージを交換できたはずだ」

しかし、このアイデアは、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏によって却下された。同氏は「Android版のiMessageは、iPhoneファミリーが子供にAndroidスマートフォンを与える際の障害を取り除くだけになるだろう」と述べた。

フェデリギ氏はまた、iMessageをアップル以外のデバイスでも利用できるようにするのは「ひどい考え」だと述べ、「そうすれば、誰かが当社のプラットフォームから乗り換えやすくなる」と付け加えた。

エピックゲームズがアプリ内購入でアップルが徴収していた30%の手数料を回避するためにアプリに新たな「直接支払い」オプションを追加したことを受けて、フォートナイトは2020年後半にApp Storeから削除された。

進行中の法廷闘争において、Epic GamesはAppleこそがユーザーを独占する悪者だと裁判官を説得しようと懸命に努力している。Appleは、Epic Gamesが開発者利用規約に定められたポリシーに明確に違反したため、App Storeからアプリが削除されたと主張し、自らを弁護している。


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アップルポスト

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