トム・サイクス
投稿日: 2018年6月18日
Appleは月曜日、iOS 12に、911に電話した際にユーザーの位置情報を緊急サービスと共有する新たな救命機能が含まれると発表した。これにより、オペレーターはRapidSOSのインターネットプロトコルベースのデータパイプラインの技術を使用して、iPhoneユーザーの正確な位置情報を「安全かつ自動的に」確認できるようになる。
今年後半にiOS 12とともにリリースされる米国のiPhoneユーザーは、RapidSOSの正確な位置情報と豊富なデータマッピングソフトウェアがデバイスに組み込まれ、全国の通報受付担当者、ディスパッチャー、緊急対応員が現在使用している既存のシステムと統合され、サービス開始から50年を経て「次世代911テクノロジー」を提供します。
ただし、デフォルトでは Apple の HELO (ハイブリッド緊急位置情報) データ共有機能はオンになっていますが、ユーザーは何らかの理由で iOS 12 を実行している iPhone の設定アプリ内でこの機能を無効にすることができます。
月曜日にApple.comに公開された声明の中で、ティム・クック氏は次のように述べた…
緊急時には地域社会が911センターに頼ることになりますが、私たちは、地域社会が利用可能な最高のテクノロジーを利用できるべきだと考えています。一刻を争う状況において、これらのツールは、緊急対応要員が最も支援を必要とする時にお客様のもとへ駆けつけるのに役立ちます。
Apple のプライバシー重視の姿勢に従い、ユーザーデータは緊急時以外には使用できず、緊急通報中にユーザーの位置情報にアクセスできるのは、対応する 911 センターのみとなります。
著者
トム・サイクス
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