トム・サイクス
投稿日: 2024年6月25日
Appleは、iPhoneを決済端末に変える「Tap to Pay」のiPhone向けサービス提供をドイツに拡大しました。この機能により、企業はiPhoneをタップするだけで、Apple Pay、非接触型クレジットカードやデビットカード、その他のデジタルウォレットを利用できるようになります。本日より、ドイツのユーザーの皆様にiPhone向け「Tap to Pay」をご利用いただけます。
Appleは2022年2月にiPhoneの「Tap to Pay」機能を導入しました。その後、この機能は米国、オーストラリア、ブラジル、フランス、日本、オランダ、台湾、英国、ウクライナ、カナダ、イタリアで展開されています。今回の展開により、これらの地域の企業はiPhoneとパートナーが対応したiOSアプリのみを使用して、安全に非接触型決済を受け付けることができるようになります。
Adyen、Commerz Globalpay、myPOS、Nexi、SumUp、Vivaは、ドイツの加盟店向けにiPhoneでのTap to Payを提供する最初の決済プラットフォームです。今年後半には、mollie、PAYONE、Revolut、Sparkassen-Finanzgruppe、StripeもiPhoneでのTap to Payを導入する予定です。本日より、ドイツ全土のApple StoreでiPhoneでのTap to Payが利用可能となり、Dyson、GANNI、Ritualsなどの小売店でもこの機能が利用可能になります。さらに、gastronoviは、ドイツ国内の数千ものレストランで広く使用されているPOSシステムにiPhoneでのTap to Payを統合します。
企業が顧客にiPhoneを提示して非接触型決済を行うと、NFCテクノロジーによって取引が安全に完了します。iPhoneの「Tap to Pay」で非接触型決済を受け付けるのに追加のハードウェアは不要で、企業は営業場所を問わず決済を受け付けることができます。
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トム・サイクス
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