トム・サイクス
投稿日: 2023年3月1日
アップルの株価は火曜日に急落し、iPhoneメーカーの時価総額は2兆ドルを下回った。株価は2021年6月以来の最低値となる125.07ドルまで下落し、世界的な経済困難の中で投資家は供給制約と需要の弱まりを懸念している。
アップルの株価は、供給問題に悩まされた年末商戦の四半期を経て火曜日の取引終了時点で3.7%下落し、時価総額は1兆9,900億ドルにまで下落した。これは、アップルが世界初の企業として過去最高の時価総額を記録した昨年1月の3兆ドルから下落した。
パンデミックの間、Appleはリモートワークの増加によりiPadとMacの売上が大きく伸びるなど好調な業績を上げていたが、供給に関する問題が根本的に価値下落の背景にある。従業員のCOVID-19感染により、ホリデーショッピングの繁忙期を前にiPhone製造工場が閉鎖を余儀なくされ、大量の在庫不足に陥っている。
この品不足により、Appleの2022年第4四半期の出荷台数は予想より2,000万台少なくなる可能性があると報じられており、業界アナリストとして名高いミンチー・クオ氏は、ホリデーシーズンの四半期におけるiPhone出荷台数予想を、従来の8,000万~8,500万台から20%減の7,000万~7,500万台に引き下げた。
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トム・サイクス
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