ティモシー・フィリップス
投稿日: 2016年9月30日
最近の報道によると、Appleは日本の家電メーカー、シャープと、将来のiPhoneに搭載するOLEDディスプレイの供給について交渉中とのことです。シャープはAppleのディスプレイ供給の有力なサプライヤーの一つと目されています。交渉後、シャープはOLEDパネルの生産に5億7000万ドルを投資する用意があると発表しました。同社は「2018年6月までに」生産開始を目指しています。
「アップルは非公式に、あるいはうなずきとしてシャープに買収を勧めた」と、シンガポールを拠点とするBGCパートナーズ社の日本株セールス責任者、アミール・アンバーザデ氏は述べた。「アップルの一般的な戦略は、供給側での競争を激化させ、一社へのリスクエクスポージャーを希薄化することにある」
今年初め、Appleの人気サプライヤーであるFoxconnが、この日本の電子機器メーカーを62億ドルで買収しました。Appleはシャープの売上高の27%を占めていると報じられています。今年初めに報じられたように、Appleの次期iPhone 8にはOLEDディスプレイが搭載されると予想されています。この新しいディスプレイに加え、来年のiPhoneは全面ガラスボディ、エッジツーエッジディスプレイ、そして一体型ホームボタンを搭載すると予想されています。もちろん、Appleが例年通りの生産開始時期を守れば、シャープの生産予定日はiPhone 8の発売時期を逃すことになります。
著者
ティモシー・フィリップス
Twitterの@itstimothyp
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