トム・サイクス
投稿日: 2020年6月5日
Appleは本日、iOS 13.5の4番目の開発者ベータ版をリリースし、緊急通報中にユーザーのメディカルIDをディスパッチャーと自動的に共有し、アレルギー、言語、病状などの情報を通報担当者に提供する新機能を追加した。
iOS 12以降、iOSのヘルスケアアプリではメディカルIDを作成できるようになりました。メディカルIDには、緊急医療事態の際に救急隊員やiPhoneに物理的にアクセスできる人が利用できるように、重要な医療情報や連絡先情報が登録されています。このIDにより、パスコードを入力せずにロック画面から情報を表示できます。
Appleは、ユーザーがiPhoneの内蔵SOS機能を使って緊急サービスに電話をしたときに、コールハンドラーなどの医療従事者がこの情報にアクセスできるようにすることを目指している。SOS機能は、iPhoneとApple Watchのサイドボタンを数秒間押し続けると、自動的にディスパッチャーに電話をかける。
iOS 13.5には、「iPhoneとApple Watchは、メディカルIDの情報を、電話に出たオペレーターに自動的に送信できます。これにより、必要なケアを受けるまでのプロセスを迅速化できます。」という新しいプロンプトが追加されました。
iOS 13.5 メディカル ID | MacRumors経由
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トム・サイクス
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