トム・サイクス
投稿日: 2018年6月18日
SonosのCEO、パトリック・スペンス氏によると、AppleはSiriをサードパーティに開放することに関してカリフォルニアを拠点とするスピーカーブランドと話し合いを持ったと報じられており、両社間でSonosスピーカーにバーチャルアシスタントを導入することについて協議していることを示唆している。
Sonos One、Play:5、Playbaseスピーカーの所有者にAirPlay 2のサポートが提供されるという発表を受けてThe Verge のインタビューに応じたスペンス氏は、Appleは「Siriをサードパーティに公開するかどうかを決定する必要がある」と述べ、この件は両社間で話し合われていると主張した。
インタビューでは、会話がHomePodの発売前に行われたのか、SonosとAppleがどの程度深く話し合ったのかは明らかにされていないが、Appleが初めて、サードパーティがSiriを自社製品に統合することを検討したことを示唆している。
現時点では、Apple は Siri をサードパーティに公開するかどうかを決定する必要があると思いますが、当社は Apple と良好な関係を築いており、この件について何度か話し合いを行っており、今後さらに話し合いを重ねていきたいと考えています。
Appleは、HomePodの発売に先立つ2016年後半から、SonosスピーカーのオンラインおよびApple Storeでの取り扱いを正式に開始しました。Sonosは最近、Alexa対応の最新サウンドバー「Beam」を399ドルで発売しました。
SiriがSonosスピーカーに搭載されるという見通しは魅力的に聞こえますが、実際には想像しにくいものです。Appleは自社のソフトウェアを他社から守ろうと、自らの立場を守りたがります。しかし、SiriがSonosスピーカーに搭載されるかどうかは、時が経てば分かるでしょう。AppleにはHomePodがあるため、Siriをサポートするデバイスとして自社ブランドのスピーカーのみを維持したいと考えている可能性が高いでしょう。
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トム・サイクス
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