トム・サイクス
投稿日: 2022年12月7日
Appleは、元最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏と彼が新たに設立したデザイン会社LoveFromとの関係を断ったと報じられている。ニューヨーク・タイムズ紙 は火曜日、元デザイン責任者が2019年にAppleを離れ、Appleが主要顧客となる自身のデザイン会社設立に専念すると発表したことを受けて、30年を経てアイブ氏とAppleは完全に別々の道を歩むことになったと報じた。
記事によると、ここ数週間、契約更新の時期を迎えたが、両者は契約を延長しないことで合意したという。一部のApple幹部は同社がLoveFromに支払うサービス料に疑問を呈していたとされ、また、厳格な契約により新設事務所はAppleが競争力があると判断する仕事を引き受けることが禁じられていたため、アイブ氏は「Appleの許可なしに顧客を引き受ける自由」を望んでいたとされている。
アイブ氏が退任を発表した際、アップルは「今後もアップルと緊密に連携し、さまざまなプロジェクトに取り組む」と述べており、ニューヨーク・タイムズ紙はラブフロム氏が来年発表されると長い間噂されていたAR/VRヘッドセットなどの新製品に取り組んでいると報じている。
アイブ氏がAppleを去った後、報道によると、元最高デザイン責任者である同氏は、2014年に初代Apple Watchが発表されて以来、徐々に職務から退いてきたという。アイブ氏がAppleで働くことに嫌気がさしたという噂もあったが、AppleのCEOティム・クック氏はこれを「ばかげている」とし、事実無根だと述べている。
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