ティモシー・フィリップス
投稿日: 2018年4月8日
昨夜遅く、iPhoneチップサプライヤーのTSMCは、「コンピューターウイルス」の影響で複数の工場の生産停止を余儀なくされました。このニュースは、TSMCが今年後半に発売予定の新型iPhoneの生産を増強し始めたまさにその矢先に報じられました。
TSMCはすでに「複数の製造装置が感染した」ことを確認しているが、いくつかの拠点では既に生産を再開している。同社の他のいくつかの工場は、少なくとも日曜日までは生産を再開しない見込みだ。各工場への被害は場所によって異なっているようで、攻撃による被害は工場によって大きく異なっている。
TSMCの最高財務責任者(CFO)は、この事件に関してブルームバーグに声明を発表し、同社がウイルス攻撃を受けたのは今回が初めてではないとも述べた。
「TSMCはこれまでにもウイルス攻撃を受けたことがあるが、ウイルス攻撃が当社の生産ラインに影響を与えたのは今回が初めてだ」とローラ・ホー最高財務責任者(CFO)はブルームバーグ・ニュースに電話で語った。
同社は土曜日の声明で、「一部の工場は短期間で通常通りに戻り、他の工場も1日以内に通常通りに戻ると予想している」と述べた。
最高財務責任者(CFO)は、iPhoneなどの製品が影響を受けるかどうか、またこれが台湾企業の収益にどのような問題を引き起こす可能性があるかについては言及しなかった。
著者
ティモシー・フィリップス
Twitterの@itstimothyp
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