トム・サイクス
投稿日: 2022年12月31日
インドの新聞ミントが引用した匿名の「業界幹部」によると、アップルはiPhone生産の中国からの移転拡大を目指しており、同社は今後2年間でインドで組み立てられるiPhoneの生産量を3倍に増やす可能性があるという。
アップルは中国への依存を減らしてサプライチェーンの多様化を図る取り組みを進めているが、中国以外では「高度なスキルを持つ人材や、高度に複雑なデバイスを組み立てる専門知識を持つ人材」が不足しており、取り組みが遅れていると言われている。
計画を知る3人の人物を引用したこの報道によると、アップルはインド全土での現地製造能力の大幅な拡大を検討しており、インドで組み立てられるiPhoneの生産量を3倍に増やすほか、iPadの生産の一部を初めて中国国外に移転する予定だという。
有料記事では、業界幹部の発言を引用し、Appleは「インドでの製造量を拡大することを検討している。今年の目標の3倍以上に増える可能性がある」と述べている。
Appleは現在、インドでスマートフォンを製造している主要製造パートナー3社と提携しています。Wistron、Foxconn、Pegatronです。同社は近年、インドでの製造拠点を徐々に拡大しており、 iPhone 14のほか、iPhone 13やiPhone SEなどの旧モデルの生産も少量ながら行っています。
これまでの報道では、アップルは2025年までにインドでiPhone全台の25%を生産することを目指しており、その主な推進力は米中間の貿易摩擦にあるとされている。
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トム・サイクス
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