Apple Post
投稿日: 2019年3月4日
ロイター通信によると、ジャパンディスプレイは今年の新型アップルウォッチ向けOLEDスクリーンの主要サプライヤーとして挙げられている。 ディスプレイ製造大手の同社は、LCDパネルの需要減少を認めつつOLED生産を支援するため、新たに9億9000万ドルの資金を確保する寸前だという。
報道によれば、2018年3月期の収益の半分以上をアップルに依存していたジャパンディスプレイは、アップルウォッチシリーズ5のスクリーンの主要サプライヤーとなる契約をアップルと締結できたという。これは、現在アップルウォッチのディスプレイの大部分を供給しているLGにとっては打撃となる。
ジャパンディスプレイは小規模な試験的なOLED生産施設しか持っていないと言われているが、ロイターの報道によると、この施設と、iPhoneモデル向けLCDディスプレイに関するAppleとの過去の提携が相まって、契約を獲得するのに十分だったようだ。
ジャパンディスプレイ株式会社は、今年後半にApple Watch向けに有機EL(OLED)スクリーンの供給を開始する予定であると、2人の情報筋が語った。これは、OLEDへの移行が遅れたためにAppleからの注文を失った資金難の同社にとって画期的な出来事となる。 – この供給契約は、ジャパンディスプレイにとってOLEDディスプレイ市場への進出となると、事情に詳しい2人の情報筋は語った。2人はメディアに話す権限がないとして身元を明かすことを拒否した。
このニュースを受けてジャパンディスプレイの株価は6.3%上昇した。
ロイター通信によると、同社の次の目標は、次世代Apple Watch Series 5用のOLEDディスプレイの生産で大きな印象を残し、将来のiPhoneモデル用のOLEDディスプレイの生産契約を獲得することだという。
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