警察がツイッター社のサンフランシスコ本社の看板撤去を阻止
トム・サイクス
投稿日: 2023年7月25日
Insider の報道によると、警察は月曜日、サンフランシスコ本社にある同社の象徴的な看板の撤去を中止させることで、イーロン・マスク氏のツイッターでの急速なブランドイメージ再構築を部分的に阻止した。
今回のブランド変更により、Twitterは「X」になる。イーロン・マスク氏は、プラットフォームのおなじみの鳥のロゴを、元のTwitterブランドに取って代わる1文字の「X」に置き換える。
この変更では、以前のツイッターのウェブサイトで長年同社のトレードマークであった青い鳥のシンボルが置き換えられているが、同社はサンフランシスコ本社から古いツイッターの看板を撤去するために「ブームリフト」を雇った。しかし、マスク氏の急ぎのせいで、同社は歩道で油圧式リフトを操作する許可を申請しておらず、ウェイン・サットン氏が撮影したビデオ映像にあるように、サンフランシスコ警察が直ちに作業を停止させた。
えっと、@twitter の名前なので、今建物から降りていますが、@elonmusk は路上の機器の許可を取得していないため、@SFPD がそれを停止しています。pic.twitter.com/CFpggWwhhf
— ウェイン・サットン(@waynesutton)2023年7月24日
サンフランシスコ警察はInsiderに対し、市内のTwitter本社前にあるエレベーターがTwitterの看板から文字の一部を取り除くために使用されていたため、「許可されていない道路封鎖の可能性がある」という通報を受け、警官が現場に向かったと述べた。声明によると、警官らは「犯罪は発生しておらず、この事件は警察の管轄外であると判断した」という。
同社に詳しい2人の関係者がInsiderに語ったところによると、従業員には看板が撤去されることは知らされていなかったという。関係者の1人によると、大型エレベーターが突然「現れ」、男たちが看板の解体を始めたという。
この変更は、マスク氏が4月にツイッター社をX社に法的に改名したことを受けてのもので、当時同氏はツイッターはXと呼ばれる「あらゆるものを扱うアプリ」になると述べていた。
今回のリブランディングは、昨年のイーロン・マスク氏による波乱に満ちた買収以降、プラットフォームに加えられた最新の変更だ。買収では、コンテンツのモデレーションの緩和、検証システムへの物議を醸す変更、TweetDeckなどの有料機能への重点化、ユーザーが読めるツイートの数を制限するレート制限の最近の導入などが見られてきた。
報告書では、エレベーターが通常は通過車専用の車線に駐車されていたため、一部で交通渋滞を引き起こしていたと指摘されている。午後の早い時間に警察が現場に到着すると、彼らはエレベーター周辺の交通整理を開始したと、事情を知る関係者の1人が語った。
関係者によると、騒動を受けて警察は看板の撤去を中止し、撤去は完了したという。関係者によると、エレベーターは撤去されたという。看板の片側にはTwitterのフルネームが残っているが、もう片側には「er」の文字だけが残っている。
画像:ウェイン・サットン
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トム・サイクス
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