ティモシー・フィリップス
投稿日: 2018年4月6日
Appleのウェアラブルデバイスは、最新のソフトウェアアップデート「watchOS 5」に対応しました。watchOS 5では、健康とフィットネスのトラッキングに関する多くの新機能が追加されています。ヨガやハイキングといった新しいワークアウトタイプが追加されたほか、最大7日間のアクティビティ競争で友達と競い合うことができるようになりました。watchOS 5には、Apple Watchがユーザーが運動中であると検知すると、そのアクティビティを追跡する新しいワークアウトトラッキングモードが搭載されています。逆に、ユーザーが運動を中止したと検知すると、Apple Watchはアクティビティの追跡を停止することもできます。また、ローリングマイルタイムやペースリマインダーなどのより詳細な情報も確認できるようになります。
Appleは、他のApple Watchユーザーとコミュニケーションを取るための新しい方法も導入しました。新機能「トランシーバー」は、その名の通り、まさにその名の通りです。ボタンを押して話しかけ、相手からの返事を待つだけです。
iOS 12でSiriに追加された機能を考えると、Apple Watchにも同様の機能が追加されているのは当然のことです。Siriの文字盤は、スポーツ、地図、そして新しいSiriアクションへのショートカットが追加されました。また、コマンドを呼び出す前に「Hey Siri」と声をかける必要がなくなりました。Appleによると、代わりに手首を上げるだけでSiriが起動するとのこと。
一部の通知はよりインタラクティブになっています。例えば、Apple Watch版アプリ内で直接乗車料金を支払ったり、Yelpの予約に返信したりできるようになります。さらに、Appleは初めて、新しいWebKitサポートを通じて、特定のウェブページをApple Watch上で直接閲覧する機能を追加します。これらのウェブサイトはApple Watchでの使いやすさを考慮して最適化されると言われています。
最後に、同社は新しいポッドキャストアプリ、バックグラウンドオーディオの再生機能、そしてカスタマイズ可能なコントロールセンターを追加しました。Walletアプリは学生証にも対応し、一部の大学で試験運用中です。また、このスマートウォッチには新しいプライドエディションのウォッチフェイスとバンドも追加され、いずれも本日から発売されます。
watchOS 5は今秋、無料アップデートとして提供され、Series 1、Series 2、Series 3のApple Watchに対応します。これは、3年前に発売された初代Apple Watchには提供されない初めてのアップデートとなります。
著者
ティモシー・フィリップス
Twitterの@itstimothyp
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