デビッド・ジョゼッピ
投稿日: 2023年1月16日
英国のタブロイド紙「デイリー・メール」の報道によると、アップルはイングランド・プレミアリーグの国内放映権の買収を準備しているという。
同紙は、プレミアリーグとスカイスポーツ、BTスポーツとの現在の3年契約が2025年に終了するのに先立ち、次の放映権の入札プロセスが始まる今年後半に、アップルが入札を行うと報じている。
この報道は、米国NFLが、今年から世界で年間最多視聴率を誇る音楽パフォーマンスであるスーパーボウルのハーフタイムショーをApple Musicがスポンサーとして複数年契約を結んだと発表したこと、そして最も注目すべきは、2023年からApple TVアプリがメジャーリーグサッカーの試合を独占的にライブストリーミング配信することを発表したことを受けてのものだ。これは、AppleがApple TVサービスを通じてスポーツのライブストリーミング配信に意欲的であることを示している。
イングランド・プレミアリーグの放映権を巡るライバル入札者には、スカイ・スポーツ、BTスポーツ、アマゾン・プライム・ビデオなどが含まれるとみられる。
デイリー・メール紙によると、トッド・ボーリー監督率いるチェルシーなど、アメリカ人オーナーのイングランドのサッカークラブの多くは、3年間で51億ポンドという現在の放映権料は過小評価されていると考えており、価格を引き上げるために米国のテクノロジー企業に期待している。アップルは数十億ポンドの契約を提示する可能性があり、そうなればスカイ・スポーツは1992年以来のイングランド・プレミアリーグの独占放映権を失うことになるかもしれない。
著者
デビッド・ジョゼッピ
Apple に関するあらゆることについて書いています。
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