トム・サイクス
投稿日: 2016年7月12日
アップルのiPhone製造の主要パートナー企業の一つであるフォックスコンは、米国への事業拡大の初期段階にあり、米国に70億ドルを投資して5万人の雇用を創出し、アップルが製造の大部分を海外ではなく米国に移すというドナルド・トランプ次期大統領の希望に従う計画だと噂されている。
フォックスコンは協議について沈黙を守っており、「関係する米国当局者」との協議が終了次第、コメントするとしている。11月、The Apple Postは協議の予定を報じ、AppleのCEOティム・クック氏が中国生産の「技術力」への称賛を述べ、コスト増加がAppleの米国への工場移転を阻むことはないと付け加えた。
ティム・クック氏がドナルド・トランプ氏に電話した際、クック氏は自身の目標と将来の成果の一つは、アップルにインセンティブと「大規模な減税」を提供することで「米国内に大規模な工場を建設させること」だと語った。
以前のインタビューで、ティム・クック氏は、アップルとその製造施設が中国に集中している理由を説明し、中国には必要な「職業的スキル」を持つ人材が多数いると付け加えた。
中国は製造業に非常に力を入れました。私たちが職業技能と呼ぶ類のものです。アメリカは時とともに、職業技能をそれほど多く持たなくなっていきました。つまり、アメリカの工具・金型メーカーを全部集めて、私たちが今座っている部屋に詰め込めば、おそらく全てが揃うでしょう。中国では、サッカー場が複数必要になるでしょう。
著者
トム・サイクス
今話題の