デビッド・ジョゼッピ
投稿日: 2023年5月1日
Appleは、AI技術を使用してApple Booksストアで入手可能な書籍のオーディオブック版を作成する新しい「Narrated by Apple Books」デジタルナレーション機能を開始しました。
英国の新聞The Guardian ( iMore経由) が最初に発見した Apple は、新しい Apple Books デジタルナレーション機能により、電子書籍ファイルから高品質のオーディオブックを作成する高度な音声合成技術を使用し、フィクションやロマンスをはじめとする特定のジャンル向けに作成され最適化されたさまざまなデジタル音声を使用して、オーディオブックの作成をすべての人にさらに容易にすると宣伝しています。
iPhone メーカーである Apple は、自社の Apple Books for Authors ウェブページでひっそりと発表しましたが、本日よりこれらのジャンルの電子書籍の投稿を受け付けており、これらのジャンルで利用可能な音声のサンプルをauthors.apple.comでオンラインで聞くことができます。
「オーディオブックを聴く読書愛好家はますます増えていますが、オーディオブック化されている書籍はほんの一部に過ぎず、何百万もの書籍が未だに聴かれていません」とAppleはオンラインで発表しています。「多くの作家、特に独立系作家や小規模出版社に所属する作家は、制作コストと複雑さのためにオーディオブックを制作することができません。Apple Booksのデジタルナレーションは、オーディオブックの制作を誰もがより手軽に行えるようにし、より多くの書籍をリスナーに楽しんでもらうことで、高まる需要に応えるお手伝いをします。」
まず、Apple は 2 つの優先パートナーを推奨しています。 現在 Apple Books で電子書籍を直接販売している独立系著者向けのDraft2Digitalと、 既存および新規の出版クライアントが Ingram と連携して Apple Books でナレーションされたオーディオブックを制作および配信できるIngram CoreSource です。
デジタルナレーション付きオーディオブックは、ストアでは「Apple Booksによるナレーション」と表示されます。デジタルナレーション付きオーディオブックの第一弾が現在ご購入いただけます。
Apple Books のデジタルナレーション機能の詳細については、こちらをご覧ください。
著者
デビッド・ジョゼッピ
Apple に関するあらゆることについて書いています。
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