トム・サイクス
投稿日: 2019年6月19日
アップルのソフトウェア責任者クレイグ・フェデリギ氏は、アップルは、macOS Catalinaで、Apple News、ボイスメモ、ホーム、株価などのデフォルトのMacアプリをメジャーアップデートし、よりMacらしくすると語った。
macOS Mojaveのリリースと同時にMac向けにリリースされた4つのアプリは、基本的にすべてのアプリがiOSのデザインをそのまま移植しているため、Mac専用のUIがないとして長らく批判を浴びてきた。
本日の講演でフェデリギ氏は、Apple は 4 つのアプリケーションすべてで Mac エクスペリエンスを実現するための改善に取り組んでおり、Project Catalyst のより統合されたネイティブ Mac フレームワークにより、これらのアプリケーションは「自動的に」アップグレードされるだろうと述べた。
フェデリギ氏はCNETのインタビューでこう語った…
「これらのアプリの一部のデザインと機能を検討した結果、Catalystの使用とは無関係の変更によって、よりMacらしいエクスペリエンスを実現できると判断しました。ただし、これはデザインチームの決定に過ぎません」とフェデリギ氏は述べた。「これらのアプリの初期のレビューをいくつか読んだところ、人々は『明らかにこのテクノロジーのせいで、Macらしくないことになっている』と述べていました。正直なところ、その90%はデザイナーが下した決定でした…人々はそれを『iOSっぽい』と捉え、テクノロジーの問題だと考えました。実際は、デザイナーの好みだったのです。そのため、(アップグレードの)一環として、Macエクスペリエンスの美学を軸に、ユーザーベースと共に進化していく必要があると考えました。そこで、アプリにいくつか調整を加えました。」
AppleはmacOS Catalinaの最新開発者向けベータ版では、上記4つのアプリのアップデートをリリースしていないが、フェデリギ氏は「まだ調整中です。そこが本当に素晴らしいところです」と述べ、パブリックベータ版のリリース時にはアプリが準備完了になると述べた。
著者
トム・サイクス
今話題の
あなたも好きかもしれません