トム・サイクス
投稿日: 2023年8月18日
ブルームバーグの報道によると、アップルのサプライヤーであるフォックスコンは、来月のiPhone 15の正式発表に先立ち、インドのスリペルンブドゥールにある工場で同製品の生産を開始するとのことだ。アップルが発表前にインドのメーカーにデバイス生産を依頼するのは初めてだという。
Appleは9月12日にステージに上がり、 iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxという4つの新しいiPhoneモデルを発表すると予想されている。
報道によれば、事情に詳しい関係者によると、フォックスコンのスリペルンブドゥール工場は、中国の工場から出荷が始まってからわずか数週間後に、最新デバイスを納入する準備を進めているという。
アップルは近年インドでの製造活動を拡大しており、同国ではiPhone 14のほか、iPhone 13やiPhone SEなど一部の旧モデルのiPhoneも少量生産している。
画像: Apple
これまでの報道では、アップルは2025年までにiPhone全体の25%をインドで生産することを目指しており、その主な原動力は米国と中国の貿易摩擦だと示唆されていた。
こうした圧力にもかかわらず、今年初め、アップルはインドでの iPhone 生産の品質に失望しており、クパチーノの同社はインドでの iPhone 生産の拡大にあたり、品質基準を満たさないためにケースの 50 % が拒否されるなど、いくつかの障害に直面していると報じられた。
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トム・サイクス
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