デビッド・ジョゼッピ
投稿日: 2023年5月22日
フェイスブックの所有者であるメタは、欧州と米国間でユーザーデータを転送する際に不適切な取り扱いをしたとして、欧州連合(EU)の規制当局から記録的な13億ドルの罰金を科された。これはEUの一般データ保護規則(GDPR)プライバシー法に基づいて課せられた罰金としては過去最高額となる。
アイルランドのデータ保護委員会(DPC)は、FacebookがユーザーのデータをEU外に転送する際にGDPRプロトコルに従わなかったと主張し、判決を下した。
メタ社は「不当かつ不必要な」判決に対して控訴するとしているが、EUからのデータ流出により、欧州のフェイスブックユーザーが米国の弱いプライバシー法の影響を受けることになり、米国の諜報機関がEU市民のデータにアクセスできるようになることから、同社には注目が集まっている。
判決の一環として、アイルランドのデータ保護委員会はMetaに対し、今後5ヶ月間、EU市民のデータを米国に転送することを停止するよう命じました。また、Metaは今後6ヶ月以内に、米国サーバーにおけるEU市民のデータ処理を含む、事業運営をGDPRに「準拠」させる取り組みも行わなければなりません。
著者
デビッド・ジョゼッピ
Apple に関するあらゆることについて書いています。
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