デビッド・ジョゼッピ
投稿日: 2019年7月16日
iOSベータ版ソフトウェアには常にバグや欠陥のリスクがあり、最近ではiCloudキーチェーン設定で発見されました。Face IDとTouch IDの両方が簡単にバイパスされ、キーチェーンで保護されたパスワードにアクセスできるようになることが報告されています。
このシステム脆弱性は、iOS 13の最新ベータ版(ベータ3)とパブリックベータ2にのみ影響するようです。また、最新のiPadOSアップデートでも発見されています。
回避策として、「ウェブサイトとアプリのパスワード」ボタンを繰り返し押すことで、Face IDやTouch IDによる認証が成功しなくても、システムを騙してデータへのアクセスを許可してしまうことが判明しました。デバイスを開いてメニューを表示させるには認証が必要ですが、この脆弱性により、設定画面に入るための2度目の認証は不要になるようです。
Apple はこの問題を認識しており、今後のベータ アップデートで、両システムが一般公開される 9 月までにこの欠陥が修正される予定です。
著者
デビッド・ジョゼッピ
Apple に関するあらゆることについて書いています。
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